怖い話が好きである。
スプラッターよりも少々奇行の隣人に魅力を感じる。怖いのは見えないものである。
今夜は比較的涼しいので(山脈の麓在住のためか)窓を開け放ち空を見ていると星だけが見えるというわけではない。何かがベランダ越しに覗いていそうで怖い。
この「見えない感」はそそられる。
金なんか持ってなさそうなのに、いい物さりげなく使いこなしてたり。
安い服なのに自分のサイズを分かって着こなしていたり。
見えないところで経験、苦労があり身についている。見えないところがカッチョいい。
気配は感じるけど見えない。
幽霊は究極の大人なのである。

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